あわら三国ライオンズクラブ65周年記念式典|地域貢献と未来への挑戦

あわら三国ライオンズクラブ 結成65周年記念式典を開催しました

このたび、あわら三国ライオンズクラブは結成65周年を迎え、盛大な記念式典を開催しました。長きにわたり地域に根ざし、奉仕の精神を貫いてきたクラブの歩みを振り返るとともに、未来へ向けた新たな一歩を踏み出す機会となりました。

式典の様子 〜歴史と想いを振り返る〜

式典は、近藤会長の式辞により厳かに幕を開けました。会場には、これまでクラブを支えてきた歴代会長や会員の皆さまが集い、長年の活動を称え合う温かい雰囲気が広がっていました。

クラブの65年にわたる歴史を振り返る映像が流れると、特に直近5年間の活動について、歴代会長のナレーションとともに紹介されました。地域社会への貢献、防災活動、献血奉仕、薬物乱用防止啓発、青少年育成など、多岐にわたる取り組みが画面に映し出されるたび、会場からは感慨深げな表情や頷きが見られました。

この65年間、ライオンズクラブはただ奉仕活動を行うだけではなく、「地域とともに生きる」ことを大切にしてきました。それは、目に見える支援だけでなく、人と人とのつながりを築き、未来へと受け継いでいくことでもあります。

65周年記念事業 〜舟津公園にトイレを整備〜

65周年を記念する事業として、あわら市温泉地区の舟津公園にトイレを整備しました。

舟津公園は、観光の拠点として町の中心部に位置し、訪れる方々にとって重要な場所です。また、地元のお祭りの中心地としても多くの人が集う場所であり、地域の活性化に貢献する施設となることを願っています。観光客の皆さまはもちろん、地域住民の方々にも快適にご利用いただければ幸いです。

ライオンズクラブは、単なる奉仕活動にとどまらず、地域に長く役立つ支援を形にすることを大切にしています。今後も、地域に根ざした社会貢献を続けてまいります。

地域に根ざした奉仕活動 〜防災・献血奉仕・薬物乱用防止啓発〜

ライオンズクラブの活動の柱の一つが、防災に関する取り組みです。昨年から継続している防災啓発活動の一環として、地震体験車を用いた防災教育を実施し、多くの子どもたちに「命を守るための知識と体験」を提供してきました。今後もこの活動を発展させ、より多くの地域の皆さまに防災の大切さを伝えていきたいと考えています。

また、献血奉仕活動もライオンズクラブが長年続けてきた重要な社会貢献の一つです。地域の医療を支えるためには、継続的な献血の協力が欠かせません。多くの方々に献血の重要性を理解していただき、少しでも多くの命を救うための支援を続けていきます。

さらに、青少年の健全な育成のために薬物乱用防止活動も積極的に行っています。毎年、中学校での講演活動を通じて、薬物の危険性や依存の恐ろしさについて伝えています。単なる知識の提供にとどまらず、実際の事例や社会的な影響を交えた具体的な話をすることで、若い世代に深く理解してもらうことを目指しています。未来を担う子どもたちが健やかに成長できる環境を守るため、今後もこの活動を継続し、さらなる啓発に努めてまいります。

次世代へとつなぐライオンズクラブの精神

ライオンズクラブは、「奉仕の精神」を持ちながらも、ただ厳格な組織ではなく、ONとOFFの切り替えを大切にしながら、活気に満ちた活動を続けています。時代の変化に伴い、クラブの形も進化していく必要があります。だからこそ、若い世代へバトンタッチを行い、新たな時代を担うメンバーとともに、より柔軟で活気あるクラブを築いていくことが重要です。

66周年、70周年へと歩みを進める中で、先輩たちから受け継がれた「正しい伝統」を守りながらも、新しい挑戦に果敢に取り組んでいく——。それが、これからのライオンズクラブの姿であると信じています。

未来へ向けて 〜65周年を迎えた今、想うこと〜

この65周年という節目を迎えることができたのは、ひとえに会員の皆さま、そして地域の方々の支えがあったからこそです。長い歴史の中で積み重ねられた一つひとつの活動は、小さなものかもしれません。しかし、それが多くの人々の心に残り、次の世代へと受け継がれていくことが、何よりの意義であると感じています。

これからも、あわら三国ライオンズクラブは地域の発展と人々の幸せのために活動を続けてまいります。そして、会員一人ひとりが奉仕の心を持ち、未来へ向けて新たな挑戦を重ねていくことで、ライオンズクラブの精神をより広く、より深く根付かせていきます。

あわら三国ライオンズクラブのさらなる発展、そして会員各位のますますのご活躍を心より祈念し、この65周年の節目を記念いたします。

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