第1601回例会を開催|フードドライブを学び、新たな仲間を迎えました

あわら三国ライオンズクラブは、第1601回例会を開催しました。

今回の例会では、あわら市社会福祉協議会の皆さまをお招きし、今年度のクラブの主要な奉仕活動として検討している「フードドライブ・フードバンク」について学びました。

また、新入会員の入会式も行われ、クラブに新たな仲間が加わる、充実した例会となりました。

第1600回記念例会とビーチクリーンを振り返って

会長挨拶では、前回の第1600回記念例会と、その後に行われた大阪帝陵ライオンズクラブとの合同ビーチクリーン活動について振り返りました。

船でしか行くことのできない海岸へ渡り、多くの仲間とともに清掃活動を行ったことは、参加者にとって貴重な経験となりました。

活動後には、大阪帝陵ライオンズクラブの皆さまからも感謝の言葉をいただき、クラブ同士の交流と奉仕の輪が、さらに深まる機会となりました。

暑い中ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

青年会議所から青少年育成事業の説明

例会の冒頭には、青年会議所の皆さまが来訪され、今年度実施する青少年育成事業について説明がありました。

今回計画されているのは、低学年の子どもたちにも活躍の機会をつくるバレーボール大会です。

普段は試合に出る機会が少ない子どもたちにも、競技や応援を通じてスポーツの楽しさを感じてもらい、頑張った子どもたちを表彰することが計画されています。

スポーツには、体力づくりだけでなく、仲間とのコミュニケーションや地域とのつながりを育む力があります。

子どもたちが、

「スポーツを続けていてよかった」

「もっと頑張ってみたい」

と思えるような事業にしたいとの熱い思いが語られました。

あわら三国ライオンズクラブでも、今後、理事会で支援について協議していきます。

フードドライブとフードバンクについて学ぶ

今回の例会スピーチでは、あわら市社会福祉協議会から講師をお招きし、「フードドライブ」についてご説明いただきました。

フードドライブとは、家庭や企業などで食べる予定のない食品を持ち寄り、必要としている人に届ける活動です。

集められた食品を保管し、必要な人へ提供する仕組みは「フードバンク」と呼ばれています。

単に余った食品を集めるのではなく、

困っている人の役に立つこと

と、

まだ食べられる食品を無駄にしないこと

を結び付けた取り組みです。

福祉の視点と食品ロス削減の視点を併せ持つ、持続可能な社会づくりにつながる活動でもあります。

「今日食べるものがない」という相談も

あわら市社会福祉協議会には、

「今日食べるものがない」

「手元に数十円しか残っていない」

といった、切迫した相談が寄せられることがあります。

こうした相談に速やかに対応するため、米やレトルト食品、缶詰、飲料、菓子、調味料などを保管し、必要な世帯へ提供しています。

これまでに支援した世帯は約300世帯に上り、食品についても、個別に数えられるものだけで1万点を大きく超える規模となっています。

一度の支援をきっかけに生活を立て直した方もいれば、継続的な支援を必要としている方もいます。

利用者の約6割は一人暮らしの世帯ですが、必ずしも高齢者だけではなく、30代や40代を含む現役世代からの相談もあるとのことでした。

困窮は、特定の年代や家庭だけの問題ではありません。

誰にでも起こり得る身近な課題であることを、改めて学びました。

特に必要とされている食品

フードバンクでは、どのような食品でも同じように活用できるわけではありません。

特に要望が多いのは、簡単に調理でき、すぐに食べられる食品です。

具体的には、

  • レトルトカレーや丼物の具
  • パックご飯
  • カップ麺
  • 缶詰
  • 米
  • 常温で保存できる食品

などが喜ばれます。

夏休みに一人で留守番をする子どもでも準備できる食品や、電気・ガス・水道などのライフラインが十分に使えない状況でも食べられる食品には、特に高い需要があります。

一方で、好みが分かれる食品や調理方法が限られる食品は、届ける相手を見つけることが難しい場合もあります。

寄付する側の気持ちだけでなく、受け取る方が本当に使いやすいかを考えることも大切です。

食品を提供する際には、賞味期限が少なくとも1か月程度残っているものが望ましいとの説明もありました。

食品だけでは解決できない生活課題

社会福祉協議会では、フードバンク以外にも、生活を立て直すためのさまざまな支援を行っています。

ひとり親家庭などを対象とした体操服や運動靴の購入費助成のほか、緊急生活援護事業として、

  • 電気や電話などのライフラインの維持
  • 就職活動のための交通費
  • 散髪など身だしなみを整える費用
  • 病院を受診するための交通費

など、個々の事情に応じた支援を行っています。

食べ物を届けるだけでなく、その方が再び自分の力で生活を立て直せるように支えることが、本当の意味での福祉につながります。

今回のお話から、支援とは一時的に物を渡すことだけではなく、その人らしい生活を取り戻すための後押しであることを学びました。

支援する対象を定めた活動も可能

質疑応答では、ライオンズクラブから提供した食品を、青少年育成の観点から、子育て世帯やひとり親家庭などに対象を絞って届けることができるのかという質問がありました。

社会福祉協議会からは、提供者の意向に応じて、対象となる家庭をある程度限定して届けることも可能との説明がありました。

今後、あわら三国ライオンズクラブがフードドライブを実施する際には、ただ食品を集めるだけでなく、

誰に、どのような食品を、どのように届けるのか

というところまで考えて活動を組み立てていく必要があります。

今回の学びを、今年度の具体的な奉仕活動につなげていきます。

新たな仲間を迎えて

例会では、新入会員となる西澤ライオンの入会式が行われました。

ライオンズの灯が朗読され、会長から入会にあたっての誓いとクラブ活動への参加について確認が行われました。

西澤ライオンは、これまで全国規模の業界団体で青年部の役職を務め、全国各地で多くの人と交流しながら活動してこられました。

その任期を終えたことをきっかけに、

「これまで全国で培ってきた経験や時間を、これからは地元のために使いたい」

との思いから、入会を決意されたそうです。

入会挨拶では、メンバーとともに楽しく活動しながら、地域のために力を尽くしていきたいとの言葉がありました。

西澤ライオン、ご入会おめでとうございます。

新たな仲間とともに、あわら三国ライオンズクラブの奉仕活動をさらに充実させていきます。

今後の事業について協議

委員会報告では、前回行われたビーチクリーン活動の決算報告や、8月に予定されているバーベキュー例会について説明がありました。

また、高山岊城ライオンズクラブの55周年記念式典と親睦ゴルフ大会への参加、献血活動、災害被災地への支援などについても報告と意見交換が行われました。

災害支援については、必要とされる物資や受け入れ体制を確認し、現地やライオンズクラブ国際協会からの要請に基づいて行動することの重要性が共有されました。

善意だけで物資を送るのではなく、被災地が本当に必要としているものを、必要なタイミングで届けることが大切です。

「We Serve」を地域の力へ

今回の例会では、青少年育成、生活困窮者支援、食品ロス削減、新入会員の入会、災害支援など、さまざまなテーマについて学び、話し合いました。

一つひとつの活動は異なりますが、その根底にあるのは、

「We Serve(われわれは奉仕する)」

という共通の精神です。

困っている人の声に耳を傾け、地域の課題を学び、自分たちにできる行動へとつなげていく。

あわら三国ライオンズクラブは、これからも仲間とともに知恵と力を持ち寄り、地域社会に必要とされる奉仕活動を進めてまいります。

ご講演いただきましたあわら市社会福祉協議会の皆さま、ご訪問いただきました青年会議所の皆さま、ありがとうございました。

そして、第1601回例会にご出席いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。