REGULAR MEETING / No.1606
奉仕活動を振り返り、新しい情報発信と会員交流のあり方を考える例会となりました。
2026年10月21日(水)、あわら三国ライオンズクラブは第1606回例会を開催しました。
今回は、会員満足度向上アワードの表彰に加え、SNSをテーマとした勉強会を実施。
情報発信の目的やAI時代におけるホームページの重要性を学ぶとともに、
新しく整備した公式ホームページと会員専用ポータルの紹介・操作体験を行いました。
伊藤会長挨拶|奉仕活動への感謝と今後の活動

例会は、国旗並びにライオンズクラブ旗への敬礼、
国歌・ライオンズクラブの歌の斉唱、
ライオンズの誓いに続き、伊藤会長の挨拶で始まりました。
伊藤会長は、合同例会やガバナー公式訪問などが続く中、
久しぶりに通常の会場で会員が集まる例会となったことに触れ、
これまでの活動を振り返りました。
特に、豪雨災害におけるボランティア活動、
学校での薬物乱用防止教室、
社会福祉協議会へのお米の寄贈などに対し、
協力いただいた会員への感謝が述べられました。
また、今後予定されている献血活動や他クラブとの交流行事、
周年記念大会などについても紹介。
引き続き会員同士が協力し、
奉仕活動と交流の両面を大切にしていきたいとの思いが伝えられました。
会員満足度向上アワードを受賞

続いて、2025〜2026年度の「会員満足度向上アワード」の表彰が行われ、
前年度会長の貝谷ライオンが代表して登壇しました。
このアワードは、会員満足度の向上やクラブの発展に向けた取り組みを評価するものです。
表彰では、会員一人ひとりの努力とクラブ運営への貢献が称えられ、
受賞を記念するバナーパッチが紹介されました。
奉仕活動を継続していくためには、
会員自身がクラブでの活動に意義や喜びを感じられることも大切です。
今回の受賞は、より良いクラブづくりを進める励みとなりました。
SNS勉強会|発信することが目的になっていませんか?
今回の例会では、青柳篤始ライオンが講師を務め、
SNSの効果的な活用をテーマに勉強会を開催しました。
「発信することが目的になっていませんか?」
InstagramやFacebookなど、SNSを活用した情報発信が当たり前になった現在。
しかし、投稿すること自体が目的になり、
誰に情報を届け、その先にどんな行動につなげたいのかが曖昧になっていることもあります。
今回の勉強会では、会員に経営者が多いことも踏まえ、
SNSの操作方法だけでなく、
事業活動にも役立つマーケティングの考え方を交えながら説明が行われました。
認知から行動へ|ファネル分析で考えるSNSの役割
最初に紹介されたのは、マーケティングで用いられる「ファネル分析」です。
商品・サービスを選ぶまでの流れ
認知
→
興味
→
比較・検討
→
行動
その先には、継続利用やリピートという段階もあります。
どれほど良い商品を扱っていても、
存在を知られていなければ購入にはつながりません。
一方、多くの人に知られていても、
商品への理解や信頼が不足していれば、購入には結びつきにくくなります。
大切なのは、どの段階に課題があるのかを考え、
その課題に合った情報発信を行うことです。
講習では、Instagramは認知、Facebookは共感、
YouTubeは理解、Xは情報の拡散、
LINEは継続的なコミュニケーションといった、
それぞれの特徴を生かした活用例が紹介されました。
すべてのSNSで同じ内容を発信するのではなく、
目的に合わせて媒体と伝え方を選ぶこと。
これが効果的な情報発信につながります。
AI検索の時代に重要になる「一次情報」
続いて、AIの普及によって変化する情報検索のあり方について説明がありました。
従来のインターネット検索に加え、
AIに質問して商品やサービス、企業などの情報を調べる機会が増えています。
こうした時代に重要になるのが、
企業や団体が自ら発信する「一次情報」です。
自社の取り組み、商品やサービスの特徴、
活動実績、そこに込めた思いなどを、
公式ホームページで正確かつ継続的に発信することは、
利用者の理解や信頼につながるだけでなく、
AI検索で情報が参照されるための基盤にもなります。
情報発信を組み合わせる「PESOモデル」
講習では、情報発信を4つの媒体に分類する
「PESOモデル」についても紹介されました。
P|Paid Media
ペイドメディア。広告など、
費用をかけて情報を届ける媒体。
E|Earned Media
アーンドメディア。新聞やテレビ、
第三者による紹介・報道など。
S|Shared Media
シェアードメディア。SNSなど、
利用者との共有や交流を通じて広がる媒体。
O|Owned Media
オウンドメディア。自社ホームページなど、
自ら管理し、情報を発信する媒体。
特に、新聞やメディアなど第三者から取り上げてもらう
「アーンドメディア」は、
自社による発信や広告とは異なり、
第三者からの評価や信頼が重要になります。
SNSだけに頼るのではなく、
公式ホームページを情報発信の中心に据え、
活動の事実や実績を積み重ねていくことの大切さが共有されました。
新しい公式ホームページと会員ポータルを紹介
勉強会の後半では、
新しく構築した「あわら三国ライオンズクラブ公式ホームページ」と
会員専用ポータルが紹介されました。
公式ホームページは、クラブの存在を知っていただくだけでなく、
どのような奉仕活動を行っているのか、
どんな会員が所属しているのかを伝え、
活動への参加や入会・見学につなげることを目的に再構築しています。
「私たちについて」「活動を知る」「参加する」
「活動報告」「会員紹介」などの情報を整理し、
地域の皆さまにクラブの活動や魅力が伝わる構成としました。
スマートフォンから利用できる会員ポータル
今回新たに整備したのが、
会員向けの「会員ポータル」です。
これまで個別に案内・管理していた
例会などの予定、配布資料、出欠回答、会員情報などを、
スマートフォンから確認できる仕組みを設けています。
当日は会員にログイン情報を記載したカードが配布され、
QRコードからのアクセスやログイン、
スマートフォンのホーム画面への登録を実際に体験していただきました。
操作に戸惑う場面もありましたが、
今後は会員の皆さまが安心して利用できるよう、
順次サポートを行い、本格的な活用につなげていく予定です。
このポータルの目的は、
単なる事務作業の効率化だけではありません。
会員同士のコミュニケーションを深め、
クラブに所属することの価値をさらに高めていくこと。
会員一人ひとりが使いやすく、
活動への参加や交流がより身近になる仕組みを目指しています。
SNS利用時の注意事項も共有
勉強会の終了後には、
ライオンズクラブの活動における
SNS利用上の注意事項についても説明がありました。
特に、学校などで実施する奉仕活動で撮影した
写真や動画については、
会員個人の判断でSNSへ投稿しないよう、
キャビネットから注意喚起されていることが共有されました。
写真に写る方の肖像権や個人情報、
著作権などに十分配慮することはもちろん、
SNSの公開範囲や他のサービスとの連携設定についても注意が必要です。
活動を積極的に発信することと、
参加者の安全やプライバシーを守ること。
その両方を大切にしながら、
適切な情報発信を続けていくことを確認しました。
10月の誕生祝い

勉強会に続いて、
10月に誕生日を迎える会員へのお祝いが行われました。
代表して挨拶した末冨ライオンからは、
これまで健康に過ごせたことへの感謝や、
これからも元気に活動を続けていきたいとの思いが語られました。
会員同士で誕生日を祝い合う、
和やかなひとときとなりました。
委員会報告|今後の奉仕活動と交流行事
続いて、各委員会から今後の活動予定について報告が行われました。


小林ライオンからは、
高山呂城ライオンズクラブ結成55周年記念大会への参加や
移動方法などについて説明がありました。
また、池田ライオンからは、
3クラブ合同ゴルフコンペについて報告があり、
会員の参加と協力が呼びかけられました。
今後の主な活動予定
-
10月23日:
災害ボランティアセンター研修 -
10月24日:
3クラブ合同ゴルフコンペ -
10月30日:
あわら市役所での献血活動 -
11月1日・2日:
高山呂城ライオンズクラブ結成55周年記念大会
特に、10月30日(金)にあわら市役所で開催される献血活動については、
多くの皆さまへの協力が呼びかけられました。
このほか、フードバンクへの食料提供の状況や、
LCIFを通じた災害被災地への支援、
他クラブの周年記念大会などについても報告がありました。
今後も奉仕活動とクラブ間の交流を大切にしながら、
会員が協力して取り組んでいくことを確認しました。
ドネーション・閉会

例会の終盤には、
渡辺ライオンから会員の皆さまのドネーションが紹介されました。
季節の変わり目における健康への気遣いや、
今後のクラブ行事への期待、
今回のSNS勉強会への感謝など、
温かいメッセージが寄せられました。
最後に、会員ポータルについても、
今後さらに使いやすい仕組みへと育てていくことへの期待が語られ、
第1606回例会は閉会しました。
会員同士のつながりを、これからのクラブの力に。
情報発信も、会員ポータルも、
それ自体が目的ではありません。
地域の皆さまに活動を知っていただき、
奉仕の輪を広げること。
そして、会員同士がつながり、
協力しながら活動できるクラブをつくっていくこと。
あわら三国ライオンズクラブは、
これからも地域に根ざした奉仕活動を続けるとともに、
新しい仕組みも活用しながら、
会員にとっても地域にとっても
価値あるクラブづくりを進めてまいります。