あわら三国ライオンズクラブは、芦原中学校の生徒の皆さんを対象に
「薬物乱用防止教室」を実施しました。
今回の教室は、芦原中学校の放送室から、全校生徒の皆さんに向けて行いました。
校内放送を通じて、薬物乱用の危険性や正しい知識、
そして危険な誘いを断る勇気の大切さを伝えました。
私たちがこの活動を続けている理由は、とてもシンプルです。
子どもたちに、自分自身の未来を大切にしてほしい。

あわら三国ライオンズクラブには、
薬物乱用防止教育講師認定書の資格を持つ会員が6名在籍しています。
この薬物乱用防止教室には長い歴史があります。
しかし、私たちが大切にしているのは、
これまで続けてきたということだけではありません。
この活動を通して、子どもたちが正しい知識を身につけ、
自分の人生を自分で守る力を持つこと。
そして、その学びを子どもたちの未来につなげていくことです。

薬物は、決して遠い世界の話ではありません
教室ではまず、「薬物乱用とは何か」という基本的なところから学びました。
薬物乱用というと、覚醒剤や大麻、MDMAなどの違法薬物を思い浮かべるかもしれません。
しかし、普段家庭にある医薬品であっても、
決められた用法や用量を守らずに使用すれば、
心や身体に悪い影響を与えることがあります。
薬には正しい使い方があります。
そして、正しい知識を持つことが、自分自身を守る第一歩です。

一度の判断が、その後の人生に影響することも
薬物の大きな怖さの一つが、依存症です。
薬物を繰り返し使用することで、
自分の意思だけではやめることが難しい状態になる場合があります。
心や身体に影響が出るだけでなく、
正しい判断ができなくなり、
事故や犯罪などにつながる危険性もあります。
また、影響を受けるのは本人だけではありません。
家族や友人など、周囲の人々の生活にも
大きな影響を及ぼす可能性があります。
危険な誘いは、身近な言葉で近づいてくることがあります
今回の教室で特に大切にしたのが、
薬物への誘いをどう断るかということです。
危険な誘いは、
必ずしも見るからに怪しい人から来るとは限りません。
「疲れが取れるよ」
「集中できるよ」
「一度だけなら大丈夫」
「みんなやっているよ」
そんな一見やさしい言葉で近づいてくることがあります。
時には友人や先輩など、
自分にとって身近な人から誘われる可能性もあります。

少しでも怪しいと思ったら、はっきり断ることが自分の未来を守ります。
本当に大切なのは、自分の未来を守ること
仲間外れになることが怖かったり、
相手が先輩や友人だったりすると、
「断りにくい」と感じることもあるかもしれません。
しかし、本当に自分のことを大切に思ってくれる人であれば、
危険なことを無理に勧めることはありません。
周囲に流されず、自分自身で考え、
自分の未来を守る選択をする。
その力を身につけてもらうことが、
この薬物乱用防止教室の大きな目的です。

困ったときは、一人で抱え込まない
中学生の時期は、心も身体も大きく成長する時期です。
うまくいかないことや、悩んだり、不安になったりすることもあります。
今回の教室では、
そうした気持ちをため込まず、
運動をしたり、家族や先生、友人など
信頼できる人に相談することの大切さについても伝えました。
薬物に頼るのではなく、誰かに相談する。
助けを求める。
それも、自分自身を守るための大切な力です。

私たちが届けたいのは「怖さ」だけではありません
薬物乱用防止教室というと、
薬物の怖さを伝える授業というイメージがあるかもしれません。
もちろん、危険性を正しく知ることは大切です。
しかし、私たちが本当に伝えたいのは、それだけではありません。
自分の人生を大切にすること。
自分で考えること。
危険なものを断る勇気を持つこと。
そして、困ったときには誰かに頼っていいということ。
これからたくさんの出会いや経験を重ねていく子どもたちには、
一人ひとりに、それぞれの未来があります。
その未来を、自分自身の手で大切にしてほしい。
私たちは、そのための小さなきっかけを届けたいと考えています。

あわら三国ライオンズクラブは、これからも地域の皆さまとともに、
青少年の健やかな成長と未来につながる活動を続けてまいります。
